凡人-呑喰散歩き

永楽苑@江戸町 2年ぶりの訪問


程なく到着長崎ステーション。お隣のホームに止まってたのはつばめ型787系かもめ。
いや、しかしJR九州の車両はどいつもこいつも心の底の鉄分を呼び起こさせるわねw。

さて、それはさておき。
長崎到着後の予定にはかなり重要な案件が一つあった。
それはあるお店で皿うどんを喰らうこと。
それは、一昨年秋に長崎を訪れた時に「ちゃんぽん行脚」と銘打って4店ぽっちだけど食べ歩いて一番美味しかったあの店で・・・



永楽苑@江戸町
一昨年のレポートを読み返してもボクのお気に入りっぷりを見て取れる。
この日も実はそんなに時間があったわけではないし、長崎駅を降りたら雨は降りだすしで決して良いコンディションではなかった。
11時30分の開店を雨宿りしながら待つ。


鰻の寝床のように奥に細長い店内は、店に入るとカウンターと調理場があり、その奥に座敷がある。
座敷に通されメニューを吟味する。
でも、心はとっくに決まっている。
あの野菜と海鮮の出汁の旨みがたっぷり滲み出たユルめの滋味深いあんかけが素晴らしかったんだよ。
だからこれ!


皿うどん(太麺)!!
なんと破格の600円!!



あー・・・堪らん。
あふれるヨダレを喉を鳴らして飲み込むのを禁じ得ない。
何度となく思い出しては「あー、また食べたいなー」と夢想したことか。



こちらは嫁さんのオーダー。

チキンライス(スープ付き)
なにこの昭和なルックスw
アジア飯の好きな僕らにとってはチキンライスってのはカオマンガイや海南鶏飯のようなアレを思い浮かべがちだけど、ちょっと振り返ってみるとチキンライスってのは「オムライスの玉子がない奴」ってのが当たり前だったんだけどね。
だから、このチキンライス。
なんだかすごく懐かしくてうれしくなるようなケチャップ味。
赤い福神漬けが添えらてるのもまた何ともクラシックというかね。


そんな永楽苑さんでありました。
率直に言って接客とかはつっけんどんで素っ気無くって、不愉快に感じてしまうかもしれない。
でもそれを補って余りある美味さ。
そう。
本当に美味しいお店なんだよ。


また行きたいな〜。
ごちそうさまでした。

元祖長浜屋@長浜 こっちは「ながはまや」ね


博多滞在3日目の朝もやっぱり朝ラーということで。もうね、ホテルの朝食なんてつける気になれないでしょ。
あのビュッフェ形式の朝食って、必要以上に食べちゃうからランチを楽しめなくなっちゃう傾向にあるんだよね。
だから、リゾートホテルはともかくとして、地方の観光拠点としてのビジホなんかでは朝食はつけないほうが幸せになれるね。


ということでこの日も宿から歩いて10分程度の長浜ラーメンへ。
前日のお店と名前が似てるけど、こっちは元祖長浜屋(がんそながはまや)さんね。

昨日のお店は元祖ラーメン長浜家で、こっちは元祖長浜屋
この2軒のお店の間では訴訟もあったそうで、お互い元祖を主張し合っているそうですが、観光客であるボクの知ったこっちゃないよね。
美味しけりゃいいよそんなもん。




店内は朝7時ごろという時間帯にもかかわらずほぼ満席。
地元の労働者の皆さんに混じって、もちろん観光客と思しき人も散見される。
席につくときに注文(というか好み)を伝えるのだけど、この日も例によって「普通で」と弱気な感じ。


着席から待つこと3分程度で着丼(ラーメンDBでよく見るこの表現w、一回書いてみたかったw)。
やはりいかにも長浜ラーメンという安定感あふれるビジュアル。


リフトアップ!
この極細麺と青ネギに塩ダレの豚骨スープ。
いい香りだ。
ひと啜りふた啜りと箸を進める。
ふむふむ。
前日の店よりもこちらの方が好みだ。


が、この日はその後の予定も立て込んでいるため替玉等はせず、スープを飲み干してお店を出たのですよ。




宿をチェックアウトしてJR博多駅へ。
ボクらの乗る特急かもめの列車がプラットホームに滑り込んできた。






この列車が折り返し長崎行きとなる。


清掃が終わるまでの間に車内で飲むビールを買いに行く。




プレミアムモルツかんぱーい!!
乗り物の中で飲むビールは普段の3割り増しで美味い(毎度お馴染みアレですがw)




西公園のラ・ブリオッシュで買ったエビカツバーガーをアテにする。
そんなこんなで2時間、長崎に到着するのである。
つづく〜。

鮨くま@大名 ミシュラン星つき鮨なのにお手頃プライス



博多旅2日目のクライマックスは大名にあるおやさん。鮨くま@大名さん。
旅の計画段階から「博多を喰おう」いうテーマみたいなもんがあって「ある店」をロックオンしていたんだけど、予約の電話を入れてみたら満席とのことで振られてしまう・・・。
え〜、あのお店すげー楽しみにしてたのになぁ。
あれー、じゃあどーしようってなってリサーチをし直すと、こちらのお店が浮かび上がってきた。
ほう、新しいお店なのにミシュランの星付きか・・・。
口コミはあまりアテにせず写真ベースで判断するのがいいって嫁さんが言うので、鮨くまさんは大いに期待できるねって。


なにしろミシュランの星を獲得してるっていうのに、おまかせでつまんで握ってもらって破格の8000円!!!







カウンター席に着くと、半月膳と帯巻箸。
そして物腰のとても柔和なご主人に迎えられる。
店内の雰囲気はいたって穏やかであり、リラックスしているね。






まずはお酒をいただく。
庭のうぐいすJUGEMU(福岡)
お酒は全て半合で300円・・・。
なにこの値付け??
ご主人は商売っ気がないの?
ま、客としては嬉しくなっちゃうよね。
だからたくさん呑んじゃうよね。


・・・あ、最終的に多売で儲かるのかもねw。
でも、そういうのが嬉しい!
だから、お酒は田中六十五やら若波やら独楽やら結構呑んだねぇ。






さて、まずは突き出し。
水菜と榎茸のおひたし然としたなにか。
このキノコ何か違う名前だったんだけど失念・・・・。








彼岸河豚の叩き ポン酢のジュレ
彼岸河豚だなんてなんとも不吉なネーミングの河豚ではありますが、一部ではトラフグより美味いなんて云われる魚なんだよ。
花穂紫蘇と茗荷、小葱とポン酢のジュレを合わせて爽やかな味わいに。
炙りだから八割がたお刺身で、炙りの香ばしさと河豚特有のあの歯ごたえが実にこの、ね。
美味しい魚でお酒が進むのだ。






真鯛の湯引き
九州は白身至上主義的なところあるよね?
皮目を湯引きしてある真鯛。
で、こいつをあの九州の甘い醤油でいただくもよし、添えられた塩でいただくもよし。






炙り〆鯖
〆具合は浅めな〆鯖は、これこそThe 九州なんだよなぁ!
美味しい。






真蛸
吸盤以外の赤い皮の部分を除いてあって白く聳える蛸さんの足でありまして。
これもやはり塩でいただきたいところだね。






蕪とばちこの茶碗蒸し
ここで温かいお皿。
ばちこってのはナマコの卵巣を乾燥させたもの。
温かいものは嬉しいね。








焼き物は赤ムツの塩麹焼き
赤ムツはのどぐろだね。
のどぐろの焼き物は塩麹漬けになってて、柿の葉と松葉用事に刺さった銀杏とむかごをあしらって秋を演出って感じか。
くしに切ったカボスがやはり九州を感じるね。







梨と柿とワタリガニのなます
つまみはこれでおしまい。
正直この皿は好みじゃなかったんだけどねw。
この値段のコースでつまみがこんだけ充実してるのは素晴らしいでしょ?






銘々に供されるガリ
ガリはこんな体で出される。
屋さんであまりガリを食べないボクにはナニだけどね。



さぁ、握りですよ。






まずは平目昆布締めでスタート!!





小肌
こちらの握りはシャリが小さくて品のいい感じ。
好印象である。






赤身のヅケ
小肌からヅケという江戸前なスタイル。
ねっとりとした舌触り。







槍烏賊


ヤリイカは鱗のように飾り包丁を入れて表面を炙ってある。
細やかな手仕事。






車海老
この海老が中々・・・。
美味しい海老でした。






大トロ
マグロの産地は説明がなかったけど・・・。
大トロは蛇腹の部分。






穴子

あまり印象に残ってないな・・。
ツメはどんなだったんだっけ?

悪い印象はなかったはずだけど・・・。




お椀はなめこの赤だし





雲丹の細巻き

ウニは軍艦や握りでなく細巻きで。
巻く過程を見てたけど、結構な量の雲丹を巻き込むんだよ、これ!!
当然濃厚な味わいで、雲丹自体もなかなかいいモノだと思うよ。




最後に玉を頂いておしまい

甘い玉子焼きでした。
江戸前っぽいですな。
僕自身はあんまり甘い玉子は得意じゃないからアレなんだけどね・・・。




そんな鮨くまさんでした。
この値付けなら納得のお鮨だったと思うよ。

ここもぜひ再訪問したいと思わせるお店だった。


ごちそうさまでした。





スリランカ料理ヘラ味屋@竹下からのアサヒビール博多工場


博多旅2日目のお昼はちょっと長めの散歩がてら博多駅から竹下まで行った。
お昼ご飯にはスリランカ料理を食べようと決めていた。下調べをして目に付いたこちらのお店はスリランカ料理ヘラ味屋さん。
カウンターに案内され席に着く。店内は仄暗く、写真を撮るのが結構厳しかった記憶が。


まずはスリランカのビールライオンラガーをいただくそして僕のオーダーはランチのセット3(ライスとビーフン)。辛さは「普通」でお願いした。



まずはセットのサラダが。



そしてこれがセット3のカレー。
左がビーフンで右のハート形がライスね。
普通とオーダーした辛さは・・・普通以上だったwww辛いわこれ!
でもそのスパイスの香りはさすがスリランカ産と思わせる鮮烈にして芳しいもの!辛さの向こう側にある旨みが濃厚で後引く辛さだわ。
それにこのボリューム!!
写真では伝わりづらいけど、手前にあるジャガイモは普通に女性の拳くらいの大きさあるからね。
ボクの好みはライスよりこのビーフン!これはまた食べたいと思わせる味だったね。
「ルゥノ、オカワリ、イカガデスカ?」って、お代わりできるのか!大食漢には嬉しいだろうけど、お腹いっぱいです。地元にあれば定期的に行きたいお店かもでした。

続いてアサヒビール博多工場へと向かいます。こちらのお店から歩いて10分程度かしら。


見えてまいりました。アサヒビール博多工場でありまする。旅先でちょいちょいビール工場や酒蔵の見学をしたりするわけだけど、大手のビール会社ではアサヒだけ未踏だったよね。そういや、博多工場って市街地から近いんだったってことで、結構前から行こうって思ってたワケ。




で、予約していた時間よりも1時間やそこら早く着いちまって、持て余すかと思ってたの。ま、先に受付を済ましちまおうってことで、カウンターのおねいさんに受付をお願いすると「この前の回に前倒しでご参加いただけますが、いかがでしょ?」っていう嬉しいオファーがあって、そんなのあんた断る理由なんてありゃしませんでしょーよ。ってことでおねいさんに連れられて、先に始まったばかりの工場内ツアーに合流となる。


以前のサッポロやサントリーはちょっとは工場内の写真も撮れたけど、アサヒはダメなんだってさ。
ま、初めて平日のツアーに参加したから稼働してる工場を見ることができたのは良かったけどね。




だから工場内はすぅ〜〜っとすっ飛ばしてもう試飲w




まずは定番のスーパードライを。ふむ。スーパードライだね。あれ?感動しない・・・・。



2杯目はドライブラックのエクストラコールドね。
いやー。まあ、以前から薄々気付いてはいたんだけど、アサヒとは相性が悪いようで。

スーパードライって真夏の暑い時にからっからに乾いた喉を潤すにゃいいんだけど、続けて飲むには飲み疲れるというかね。厚みもなくってただ切れ味だけって感じなのよね。ま、それを再確認しただけだったw。




そんなアサヒビール博多工場でありました。ただでビール飲ませてもらって文句言うのもナニですが、好みだから仕方ないよね。黙ってサッポロにしますw。

元祖ラーメン長浜家@長浜 こっちは「ながはまけ」だからね



博多旅でマストといえばやはり朝ラーメンに尽きるのではないでしょうか(そんなことはない)。大濠公園の近くに宿をとったので長浜へ早朝テクテクと朝ラーしに行きます。この日の朝は元祖ラーメン長浜家を選んだ3泊4日の旅程で博多にいるのは2日しかなく、朝食のチャンスも2回。嫁さんは朝ラーにあまり乗り気でなかったから、僕ひとりで。





起き抜けだというのに、あー腹が減った・・・。宿から歩くこと10分ほどだろうか。あった!







食券を買って店内へ。ラーメンのメニューは1種類。替玉と替肉、ビール、酒と焼酎。潔いほどシンプル。替玉・替肉は食券を買わなくても現金決済可だよ。




食券を渡す際にラーメンの好みを伝える。「かた」とか「やわ」とか「べたかた」とか「なま!」なんてのもある。ま、地元民じゃないしね。ボクは「普通で」って。


カウンター・テーブル上には、箸、ゴマ、コショウ、紅生姜、爪楊枝が。そしてヤカンが2種。アルマイトの大きいヤカンにはお茶が。小さいシルバーの方にはラーメンのタレが入ってる。間違えると厳しいw。







やってきた!
長浜ラーメンの模範ともいうべきビジュアル。






リフトアップ!これ、ネギ多めではありませぬよ。ネギ多目はサービスだから、ネギ好きの人はコールするとよかろうか、と。1杯目はそのままいただく。うむ。美味い。





替玉したら1杯目と趣向を変えて紅生姜投入。順次コショウ、ゴマと投入し味の変化を楽しむのも一興。替肉は塩っぱいからしなかったよ。
という朝ラーメン。博多といえば朝ラーメン。まずは第一弾でした。ごちそうさま。

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